何故、海外に住んでいる日本人のお子様が自国の歴史を学ぶことは大事なのか?


こんにちは!!

 

今日は、ひさしぶりに朝からいい天気できもちがよいです。

さて、、

 

今日は、題名にもあるように、

「なんで、受験にもこれから生きていく上にもあまり関係なさそーな、日本の歴史を勉強するの?」

「興味ないわ。一生日本にすむことないしーー」

と思っている方に向けて、

「海外にすんでいるからこそ、勉強したほうがいいのさーーー」

ということを書いてみたいと思います。

 

 

まず、歴史を学ぶ理由をいくつか挙げてみます。

 

1.歴史から間違いを学んで、その教訓を生かしていくことができる。

 

まあ、これはよく言われることですね。私もその通りだと思います。ただ、この理由だと、とてもあいまいですし、日本の歴史じゃなくたっていいわけですよね。

 

2.言われたい放題言われないで済む。海外に住んでいると、戦争中の話が話題になることもあります。特に私の住んでいる英国はドイツと戦争をしていたので、日本とは敵でしたからねえ。

 

はい。。その通りですね。実はわたしが日本の歴史を勉強しだしたのは、このためでした。 😆 主人の祖父がビルマの捕虜収容所に終戦までいて骨と皮だけになって帰ってきた、、と「戦後生まれの典子のせいじゃないけど」といわれながら、何回もその話を聞いたのが、いろいろと勉強しだした始まりでした。

そして、私が、LEARNJAPANの歴史教室を開講したのも、「ロサンゼルス」の方で日本人の子供がいじめられているという話を聞いたことも関係しています。

まあ、戦争ですから、いろいろな意見があるのは承知していますが、「???」ということもあったので、そういったことは知っておいた方がいいのではないかと思ったのです。

 

でも、、「どうしても」歴史を学ぶ理由には弱いかもしれませんし、そういう視点からばかりみてしまうと、「おらが一番」的、近視眼的になってしまう可能性もあるのできをつけないといけないです。

 

 

3.教養のため

 

これもまさに、その通りのことで、2の理由と重なりますが、べつに教養は他のところからも学べますよね。

 

 

ということで、まだほかにも理由をあげればたくさんあるのかもしれませんが、どの理由も、

「まあ、そういわれてみれば、大事かもしれないけどさ――」

といって、

「ちゃんちゃん。。」

 

と無視されそうですわ。

 

 

 

 

 

では、、質問です。。

 

自分のお子様にどのような人間になってほしいですか????

または、あなたは自分がこれからどのように生きていきたいですか??

 

 

「優しいこどもになってほしい」とか、

「思いやりのある子どもになってほしい」とか、

「他人のために尽くせる子供になってほしい」とか、

 

いろいろあるとおもうのですが、

わたしは、自分の子供に、

 

「力強い」人間になってほしいです。(まあこれも抽象的ですが)

 

 

私にとって、力強く生きるということは、

 

 

自分というものを知って、何事にもとらわれない広い心と信念をもって生きること

 

 

そして、自分自身を知り、広い心とバランス感覚をもち、信念を持って生きるためには、どうしたらいいかというと、先人たちのしてきた歴史から学ぶことなんです。

 

 

「先人たちのしてきたことを見て考える。」

その背後にある歴史を知らなければいけない

そして、その歴史を勉強することにより自分にさかのぼることができる。なぜなら、歴史はつながっているから。

自分自身のルーツにたどり着くことになる。

ルーツにたどり着いた時には、自分の生きる軸になるものを見つけ、あるいは知ることができている。

そうなってやっと、ありがたみを感じ、自分自身の生きる軸を持つことを考える。

自分自身を知り軸が見つかれば、物事を広く見ることができるようになる。

 

バランス感覚(軸)が身につくんです。

 

 

ダンサーは、この立つだけのポーズのために一日何時間も、毎日同じ訓練をします。小さなころから10年、20年続けてこの何気ないポーズ(観客から見れば)ができるようになるのです。そして、この軸のある基本的なことができないと、回転もできないし観客から「すごい!」と思う表現のあるダンスもできません。

ダンスだけではなく、他のことやスポーツもそうでしょう。

 

人生でも同じです。

 

親ができることは、「子供に人生の軸」を作ってあげることなのではないかと思います。

 




 

さて、、

 

「軸」を作るためなら、、海外の偉人のことを学んでもいいじゃないか。。自分はスティ―ブジョブスや、アインシュタイン、もしくは、ユリウスシーザーから考えを学んだから、子供もそれでいいわ。。。

というご意見があると思います。

 

もちろん、その通りなんですよ。わたしも小さいころは、日本の偉人には興味を持っていませんでした。

「尊敬する人」の欄には、

たしか、「シュバイザー博士」と書いていました。 🙄 (知っていますか?)

 

日本の歴史や偉人、海外の歴史や偉人どちらも知っていてそこから選ぶのだったらいいですね。日本にすんでいれば、世界の偉人、地元の偉人、日本の偉人と本を読むこともできるし、学校でもやりますから。

 

でも、、外国に住んでいて、

 

「日本の歴史」や「日本の偉人」を教えてくれる小、中学校がありますか?

 

 

 

 

 

 

 

日本では、中学校の義務教育課程で、世界史というほどのものはやりませんが、少しかじる程度はやるんです。ギリシャローマ文明から、秦、漢のシルクロード、ヨーロッパのルネサンス、宗教革命。

 

 

確かに、時間的に隅々までできませんが、やります。。

 

わたしは、世界史が好きだったので、「もっと詳しくやってくれないかな――」なんて思っていました。

日本にいたときは、世界中どこでも、自国の歴史のほかに、少しだとしてもヨーロッパ以外の歴史をやっているとおもっていました。

 

他の国の歴史を学ぶことは、比較できるし楽しかったです。今でも、「この時代個々の国ではこんなことがあって、日本ではこんなことがあった」なんて昔の年表を見ています。 😀

 

だから、自分の子供たちが学校で「ほかの国の歴史はそれほど習わないし、流れを作って学ぶことをしない」と知って、「へえーー」とびっくりしたんです。

 

 

余談ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

イギリスでは、中学になって、高校に上がるの試験のようなものがあるのですが、その時にも選択性で、みんながみんな歴史をとるわけではないし、歴史をとったとしても、「ローマ人の侵略」「ヘイステイングの戦い」「ドイツとの戦争」いくつかの項目があって、先生がその項目の中から選んで授業をするのです。

 

その代わり自分の得意なことに勉強の時間や練習の時間を費やす時間ができるので、いい面ももちろんありますが、「広島、長崎が原爆を落とされたことも知らない」人にも会いましたし、知っていても、知らないのと同じくらいの知識がない人もいます。

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それで、自国の歴史でさえこうやって切り取って教えているので、外国の歴史なんて、

特に日本

の歴史なんて、義務教育では教えません。まあ、どこの国でもそうなんでしょうけどね。

 

よく、「フェアの精神」とか言いますけど、「公平」って全体の流れが見えていないとできないのにっておもうんです。だから、歴史って勉強するときにはその流れを勉強することだとおもうんですよ。特に学校では。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人間って面白いことに、自分のためになにかをしたときよりも、「他人のために何かをした時」に、

 

「生きてるぜ」

 

ってかんじます。

 

自分のために、きれいな服や、大きい家、美しい宝石を買うこともうれしいし、一生懸命働いて、欲しいものが買えた時の喜びは本当にうれしいものですが、それは、美しい宝石を買うことがうれしいというよりも

 

「自分の達成感

 

を感じることができるからうれしいのではないかな。っておもいます。

 

達成感というのは、感動につながるんです。

 

それでですね、、

 

子供が「歴史」を学ぶということは、「達成感」や「感動」の疑似体験をたくさんさせてあげることになるんです。

 

これは、歴史教育だけではなく、子供たちに何かを教えるときには、

 

「感動」させることができたら、その授業は大成功というものでしょう。

 

 

 

 

 

日本にすんでいると、歴史的なことって教えられなくても感覚で身についてしまっていることも多いのです。例えば、神社が街の中にポコッてあることも普通だし、鳥居がある公園もたくさんあるし、洋服を着たお地蔵さんも小さいころから見慣れているし、、、とちょっとしたことで日本の歴史を感じているんです。

小さな町での出来事から始まる「河童伝説」から、富士山の気高さを感じる心、大晦日に食べるお蕎麦、8月6日、9日のことは小さい子供でも知っていますよね。8月15日になるサイレン。。

信仰心のない人でもお祭りに行ってお神輿を見れば、「頑張れわっしょい」となるし、お祭りにはお祭りの歴史があり、その土地のだれもが知っている歴史があります。

 

このように、日本にいれば、ご先祖様を感じながら育つのです。日本のどこに住んでいても、気が付かないところに歴史を感じる何かがあるのです。

 

反対に、例えば、私の子供たちはウェールズで育っていますので、ウェールズの歴史はひしひしと感じているわけです。日本人のわたしでさえ、勉強していなくても感じていますからね。

 

「ご先祖様」を身近に感じることができない海外に住んでいる日本人の子供たち、特に、海外生まれで育った子供たちには、日本の歴史を教えすぎるくらいで、ちょうどいいのではないでしょうかね。 🙄

 

彼らのご先祖様の半分は外国のご先祖様なので、日本に住むわけではなければ、身近に感じなくても困らないのかも知れません。

だけど、、

しっかりとした自分のROOTSを知り生きていくことは、これから大海の荒波にもまれる子供たちにとって、とても重要なことだと私は思うのです。

ルーツを知れば知るほど、大事にすればするほど、大きな大きな人間に育っていくでしょう!!

 

 

 

また、海外で育つ、彼らだからこそこれからの日本の在り方などが、見えてくることがあるかもしれません。

物事を全体的にみるということや、物事にはつながりがあるんだということは、歴史から学べます。そして、バランス感覚を養うためにも、海外で暮らす人にこそ、ぜひ日本の歴史を勉強してほしいと願います。

 

 

熱弁をふるった長い記事を、最後まで読んでいただきまして、本当にどうもありがとうございます!!

 

 

 

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何故、海外に住んでいる日本人のお子様が自国の歴史を学ぶことは大事なのか?
ホール・典子
Author

初めまして。ホール典子といいます。
日本語教師をしながら、日本語や日本の文化や歴史を届けるオンライン教室Learn Japanを開き、
ウェブ運営とセミナー開催のオーガナイザーをしています。
海外育児、田舎生活、日本語教育の悩みなど自分が悩んできた経験から、従来の「国語」の勉強ではなく生活に密着したトピックを取り上げて日本文化を楽しく気軽に学べるような場所がLearn Japanです。 どうぞよろしくおねがいいたします。

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