急遽開催することになりました!
わくわく紀元節講座番外編「即位建都の詔」
4月30日に開催した「わくわく紀元節講座」の参加者様から 「この部分をじっくり詳しく学びたい」 というご意見をいただきました。 そこで、早速松田先生が 「こちらとしてもぜひそれ専用の講座を作りたい考えがありましたので、 「紀元節講座の熱が冷める前に早速開設いたしましょう!」 と言ってくださり、急遽開催することになりました!
⏬先生からのメッセージをお読みくださいませ。⏬
残念なことですが、
日本の教科書には「日本がどのような理想を掲げて誕生した国か」ということが記されていません。
石器や土器、貝塚の話ばかりで教科書が埋め尽くされている時代、
志を持った人間による日本誕生の動きがあり、『日本書紀』や『古事記』には明確にその軌跡が記されています。
日本がまだ神武天皇による構想の中にあり生まれていない段階から、やがて誕生の瞬間を迎える時、
さらに日本の草創期の歴史は記紀(『日本書紀』や『古事記』)が説明してくれているのですが、
同じ時代の説明では「卑弥呼」ばかりが登場しますね。
卑弥呼は記紀にはまったく登場しない人物で、『魏志』の倭人伝にその記載があります。
わが国の誕生を語る上でそれほど重要な人物ではありません。
また、日本にあった地方政権の記載が教科書にありますが、
それは『後漢書』の東夷伝の記載によるものです。
要は日本誕生の時期のことが載っていない外国の文献で歴史を説明しており、
記紀がスルーされている現実があります。
この講座では「まず大人が学ぼう」をコンセプトに、
神武天皇の「即位建都の詔」をじっくり読み、
詳しく解説を受けることによって神武天皇の肇国に至るまでの苦難と、
現実に問題であると直面された当時の社会の実情、
それをどのような理想で解決していくか…という神武天皇のお考えを学びます。
これは日本の国家理念を明確に示した国家公式声明です。
自分はこう考えて国を誕生させた、
国にはこのような問題があり、
こうやって解決し、
未来にはこのように理念を実現させたい…という日本にとって非常に大事な考え方が記されています。
2681年前の旧暦3月に発表されたこのご詔勅を詳しく学ぶ機会はなかなかありません。
また、講師のこだわりで「現代語訳を使って現代語で解説する」のではなく、
記紀の原文を用いてこの言葉の意味を追いかけていく…という解説スタイルを採ります。
また、神武天皇の即位建都の詔をよく理解するためには、
天照大神が地上に降臨する孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に下した3つのご神勅を理解する必要があるため、
そのご神勅についても詳しく学びます。
本当の意味でのグローバル人材は「自分たちの国の歴史や文化をしっかり語れる」という能力が絶対に必要であり、
すると「自分たちの根っこを知っている」という部分は必須だと思われます。
堅苦しく難しい解説はせず、皆さんが「なるほど!」とスッと吸収できる講座を作ります。
ぜひご参加ください。
黄色でマーカーした部分は、私が特に大事なところだなと思っているところで、線を引きました。
また、卑弥呼についても、私はどうしてもあのお方がいると(笑)日本の歴史がつながらず、
いつも石器時代、やよい時代ー卑弥呼ーそしていきなりー聖徳太子と続くところがよくわからなかったのですよね。
卑弥呼さんが出てくることによって、日本書紀や古事記の話ができなくなっちゃうのですわ。
また、割と日本人(私も含めて)はフランスの自由の理念とか「アメリカの建国の理念とかに
憧れているようですが、では日本の理念って何?というところを歴史の時間で教えてもらったことはないですよね。
今回松田先生の「わくわく紀元節講座」を聞いていて思ったことは、
「日本の建国の理念ってめっちゃかっこいいじゃない!」
「神武天皇すごい!」ということでした。
しかもこれ、2681年前に初代天皇が言っていて、
さらにすごいのは、その理念を2681年ずっと大事に次の世代にパスしながら
その続けてきたこと。
こういった2681年も前の建国の詔を素読する機会もないと思うし、
これって、ソクラテスを題材に哲学の話、ジュリアスシーザーが話したことを素読でやるとか、
それくらいの教養授業だと思うので、なんだかレベルが高い授業を面白おかしく聞ける機会なので
是非是非、ご参加くださいませ。
もちろん!「わくわく紀元節講座」に出席していなくても参加できます。
日 時
令和3年5月22日(土曜日)
日本時間午後9時から
講座時間 80分
✓受講料(必ずお申し込みフォームに記入をお願いいたします。)
右フォームからお申込みください
(*スマホの場合は下部にフォームが表示されます)
*ご記入いただくと、
PayPalからお支払い
▶この紀元節講座に参加してくださった皆様には割引料金です
①”わくわく紀元節”を受講した方
2000円+(ペイパル手数料108円) 合計2108円
✓Paypalロゴをクリック
②”わくわく紀元節”を受講していない方< 2500円+(ペイパル手数料135円) 合計2635円 ✓Paypalロゴをクリック
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