日本語を教えるようになってから、当たり前のことだけど「日本語のおもしろさ」にはまってしまった。いろいろな言い方や使い方を意識してみると、日本語って本当に面白いと思う。特に、宮沢賢治の本など久しぶり読んでみると、言葉の使い方、表現方法に「天才だーー」とニタニタしながら読んでしまう。
よく、「日本語を話すのはむずかしい」などというが、そんなこともない。日本語って、とてもシンプルで、簡単な言葉だと思う。きっと難しいと思う人は、「漢字」を見てそうおもうのだろう。たしかに、日本語をペラペラ話す人でも、「読み書き」は難しいという。でも、日本人でさえ、小学校1年生では、80字、2年生では、160字、、と毎日必死で漢字を書いて覚えているのだから、簡単であるわけがない。
LEARN JAPANのプレイグループで遊びたい詩のひとつはこれ。
「風の又三郎」宮沢賢治
どっどど どどうど どどうど どどう
青いくるみも吹きとばせ
すっぱいくゎりんもふきとばせ
どっどど どどうど どどうど どどう
「声にだして読みたい日本語」という斎藤孝さんの本のなかで「賢治は風の中を大股で歩きながら詩を作るのが好きだった。首からペンをぶらさげて、いい文句が浮かぶと書きつけ、ときどき「ホッホウ」と叫んでとびはねた。」と書いてある。
どっどど どどうど どどうど どどう
子供たちは、どんな声で、どんな表情で読んでくれるかなーーと考えると、とっても楽しくなってくる。。
オンラインプレイグループでは、無料体験募集中です。
お申込み、お問合せはこちらへ。
コメント