こんにちは。
先週は、カーディフ(一応ウェールズの首都)でJAPAN DAYという催しがあり、(すごい盛り上がりでしたよ!!お琴の演奏あり、漫画クラスあり、着物の着付けあり、剣道や合気道のデモストレーショあり、お習字、折り紙クラフト、盆栽、料理、その他アリの盛沢山のイベントでした。)
「紙芝居をやるのはどうですかーー??」
という私の声を、心優しい主催者の方が聞いてくれて、
「紙芝居」をしてきましたよ。
どんな物語をやりますか??というお話に、わたしとしては、この間必死に作った
「The adventure of the Easter Rabbit」の紙芝居が
誰も来ない。。。。。。 😯
という悲惨な目にあっていたので、そのリベンジを。。。と考えていたのですが、 😈
日本のフェスティバルということで、
「古事記」の紙芝居をやることになったのです。
午前と午後に分けて2回やったのですが、
続きものとして(第一回目は伊邪那岐、伊邪那美の話から、天の岩戸までやって、暴れん坊で悪ガキのスサノオを高天原から追い出すところまでやり、2回目はその続きで、わがままで暴れん坊だったすさのおが八岐大蛇を倒し、クシナダヒメと結婚して出雲のすがに御殿をたて、
「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠に 八重垣作る その八重垣を」
と、歌を読んで、立派な統治者になり、幸せに暮らした。。というところから、スサノオの,ひい、ひい、ひい、ひいまごの大国主命のお話、因幡の白兎までやりました。
時間がくるまで、折り紙コーナーをお手伝いしていたので、「もう時間だから会場に行って」
と言われたのですが、いろいろな日本の催しがあったし、私のやる紙芝居は5階だったということ、
イースターバニーの力作(私だけが思っている)の時には、まさかの
「客なし。。」(しつこいけど)
だったということが重なり、のんきに会場に行ったら、、、、、、、
なんと、、、、、、
あんなに、人がいる前で何かをやるのは、タップダンスの講演の時以来か???? 🙄 (おおげさか)
というくらい、人がいてびっくりしました。
(実は、、あれは、私の次にやる「お琴」の演奏のために席を取っていた人たちだと後から判明したのだけど。。(爆))
みなさん、、
すさのおが、うん〇をなげたり、いざなみがおりゃーーーとおいかけてくるところとか、いろいろな場面で笑ってくれましたが、うん○のはなしとか、いざなみが火の神様を産んで死んでしまったとか、兎がさめ(わに)に皮をはがされちゃったよ。。とかとてもダイレクトな表現のあるお話なので、びっくりしたかもしれないな――と思いました。
だって、外国人の考える日本文化って、
「やさしい女の人が男の人に尽くす」とか、「直接的というよりも間接的なものの言い回しや描写」
というのを想像しているでしょ、、、、。
でも、外国人の大好きな(外国人だけじゃないけど)日本のアニメの源流がこんなにむかしからある奇想天外なお話の中に潜んでいるのだと、知ってくれたらうれしいなと思いました。
ああ、そういえば、高天原から追放されたすさのおが、川をながめていたら、お箸が流れてきたというところでも笑っていたなあー。
「何が流れてきたと思う??」
ときいたら、みんなとても大事なものが、流れてきたのかと思っていたらしく、
「chopstick」
といったら、大笑いしていました。
人様の前でこうやって語り部になってみると、
「シュールだな―--古事記の話って。。」
と思いました。
終わった時に、、わざわざ、「面白かったよ」と声をかけてくれる方や、ご家族連れで2回ともみてくれた方たちがいて、うれしかったです。
皆さんの期待を裏切らないために、もっと練習を積もうと改めて思いましたよ。ふんがふんが。(誰にも頼まれていないし、、迷惑かもしれないけど。。 )
主催者の方、お手伝いしてくださった皆様、本当にどうもありがとうございました!!
英国内の日本人学校やコミュニテイーで「古事記紙芝居」をやってよ!!という方がいましたら、いつでもボランティアいたしますのでご連絡くださいませ。楽しそう。。(勝手に盛り上がる)
ひゅるるるるるっるうるううーー
今日も、最後まで読んでいただきどうもありがとうございます!!
また、海外で子育てをしている人、日本語教育関係者必見セミナーのお知らせがあります。
6月18日(日曜日)
時間 午後12時(イギリス時間)、午後1時(ヨーロッパ時間)、午後8時(日本時間)、午後7時(アジア、オーストラリア時間)
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