9月17日「家族で実践ーマルチリンガル子育て入門」セミナーを終えて


9月17日「家族で実践ーマルチリンガル子育て入門」 セミナーのご報告

こんにちは

 

今週、日曜日に行られた、「家族で実践ーマルチリンガル子育て入門」セミナーのご報告を致しますー。

 

今回は前回より少なめの参加者でしたが、それでも、、なんと!8カ国別々の国から参加をしていただきました。す、す、すごいです!

 

私の住んでいる英国と先生方の住んでいるオランダを合わせると10か国、、別々のところから参加というのがおもしろいものだと思いました。

 

本当に、こんな機会を設けることができて幸せですわ。参加者の皆様、先生方本当にどうもありがとうございました。

 

私は今回2回目の参加でしたので、前回の時よりもゆったりとした気持ちで聞くことができました。前回は、先生のお話の中ででてくる、「複言語」のことなど知らないお話についていくのが精いっぱいでセミナーが終わった時には、満足感とともに頭の中がいろいろな情報でいっぱいになっていて、ぱんぱんと破裂していましたからね。(爆)

 

今回は、CAN -DO思考で考える。。ということや、子供と一緒に目標を作る、、脱完璧主義など、すこっすこっと、、身体の中になじんで入ってきたようです。

 

それでは、、セミナーの中身は前回のブログでかきましたので、参加者のご感想を載せたいと思います。

参加者様のご感想

今まで、なぜ&どのくらい自分が子供に日本語を話して(もしくは読み書きできて)欲しいのか、ということを、具体的にせず、英語に比べてできない、英語ができるなら日本語もできるはず、と、できないことばかりに目がいきすぎていました。 もちろん、私の両親(英語できず)と会話ができる程度には日本語習得して欲しいのですが、私自身の日本生まれの日本人としての価値観やアイデンティティと、現地生まれでハーフ(ミックス)の息子が成長していく上でのアイデンティティを、日本語学習という環境を通して、ごちゃ混ぜにしてしまっていたと反省しています。 先生方の、とても理論的かつ、ご経験を通しての的確なアドバイスにも、参考にさせていただくことが沢山ありました。 このような学びや気づきの機会を与えてくださったLearn Japanのみなさま、講師の先生方に、大変感謝いたします。

 

台湾では、ここ数年国際結婚カップルが増えています。 以前は、ほとんどの国際結婚カップルの子供は現地の学校に通う人が多く、現地の言葉を話せればいい、いかに台湾人に溶け込むかが重要という感じで、日本語についてはあまり重視されてなかったようにも思います(聞いた話などからの推測ですが・・)。 が、最近では「日本語も話せるようになってほしい」というお母さま、またはお父様が増えていて、変わっては来ています。 ただ、塾では「外国語として学ぶ台湾人と同じカリキュラム・同じクラス」にされてしまい、日本語授業校(補習校)」では「日本人の子供と同じように。日本へ体験入学に入った時について行けるように」と国語教育が行われています。また、授業校は日本文部科学省認定があるのですが、専門教師はおらず、お母さま方先生になり教えていらっしゃる状況でして、まさしく「モノリンガルのものさし」で目標を立てられていることもあり、結局小学校三年生以上になると親子共々無理がでてやめていく人も多いという問題もあります。 大学院時代、たまたまとった「多文化教育」の講義で「マルチリンガル教育」や「早期言語教育」「脳生理学と言語」について多少ですが、学んだこともありましたので、台湾の現状のどちらにも違和感をかんじておりました。 が、私自身がはっきりと「なぜだめなのか」という理由をはっきりと論理的に整理できず、またいくつかの疑問もありました。 ですので、今回のセミナーに参加し、疑問点もクリアになりましたし、自分が整理できていなかった部分もしっかり整理することができました。

期待以上でとてもよかったです。開催ありがとうございました。

私の感想

今回もとてもためになるセミナーでした。

何回聞いてもべつのところで、見にしみる。。というか。

 

ハーフちゃんというと、「日本語ともう一か国語話せて当然」みたいな感覚がありますよねえ。現に私も自分が子供を産むまでは、そう思っていましたし、。

 

それでいつも

「何で話せないの?」と日本に帰るたびにいわれて、ダメ母の烙印を押されてる気分になっていたんです。

この間、参加した時に「CAN DO思考」というお話を聞き、「そうか。。なるほど」てゃわ勝っていたつもりだったのですが、

 

今回もう一回、山本先生のお話、

 

「できるところを見てあげてください」

「お母さんたちだって、海外でいろいろと御苦労があったことでしょう」

 

というのを聞いて、

 

すっとーーん、と腹に落ちたんですわ。

 

CAN DO思考

 

で考えて行こうって心から思ったんです。

 

だって、もう過ぎちゃったことを考えてもしょうがないですしね。

 

それで、そう思い始めたら、うちの子は

 

 

「私が考えているよりも日本語がわかるらしい」

 

ということがわかって、なんだかうきうきした気分になってきました。 😀 

 

やはり、自分の頭の中で、

 

バイリンガルーー海外で生まれ日本語も英語も上手に操るーー

 

そして、それが当たり前――

 

という「刷り込み」からやっと抜けられたような気がします。

 

いっやー実際にそういう方はたくさんいますし、本当にそういう方は素晴らしく、そういう風に育てたお母様方の苦労もそういう方も並大抵の苦労をしてきたわけじゃないので、尊敬します。

 

ただ、やっと、「ああ、私は私のやり方でいいんだ。」と自分自身の今までの子育てを認めることができて、さらに今後の子育ての軸ができたような気がしました。

 

みんな同じじゃないですしね。

 

あとですね、

今回、なるほどーーと思ったことは、

「日本語を勉強している現地の人たちとの交流も大切」

 

ということです。

 

なるほど、これはいい考えですね。

 

わたしの17歳になる息子も、「日本」には全く興味を持っていなかったのに、年頃になってお友達がみんな「アニメ」を見るようになって「日本にあこがれ」を持つようになったとたん、逆輸入のように「日本人」としてふるまいだした時があったんですわ。(爆)

「みんなは英語の字幕を見ているけど、僕は字幕を見なくても日本語はわかる」なんて、えばっていましたよ。  :mrgreen: 

 

 

先生もおっしゃっていましたが、

他の国の人が、「日本語」に興味をもっているんだ。。

日本語って、日本って他の国の人に興味を持たれるような面白い国なんだ。。それが、僕(私)のもう一つの国なんだ。。

 

なんて、思うと子供たちも日本語を勉強することにやる気を持つことができます。

 

やっぱり、生きるために「必要」じゃないことをやり続けるには、動機が必要ですし、小さいうちは、「へえ、日本語って他の人が学びたいと思うような便利な言葉なんだ」なんて思うとやる気満々になるでしょうからね!

 

あとですね、最後にもうひとつ!

 

お子さまと一緒に目標を立てること!!

 

これもいい案だと思いました。

 

やっぱり、親はもっともっととレベルを上げすぎてしまいますし、親が思う、「これだけはできてほしい」というところと、子供の思う「できること、できるようになりたいところ」を話し合うっていうのはとても大切だな――と思いました。

 

親と子供の目標が一致していたら、子供が親の思うようにできていなくても親もイライラしなくて済むし、子供も自分が目標にしているところができたら親にも褒められ自分も達成感があってうれしいことでしょうね。

終わりに

海外日本語教育で、一番大事なのは、

 

「日本や、日本文化への愛着や興味を持続させること」なのではないかなーと思いました。

やはり、生きるために必要でないことは、学校に入って現地のお友達と遊ぶようになったり、倶楽部活動や自分の好きなことに熱中しだしたら、淘汰されていくのは当然ですよね。日本語に興味を持って、話したいと思ってもらうには、日本に興味を持ってもらうことが一番だと思うんです。

 

セミナーの中で先生がおっしゃっていましたが、ハーフちゃん(ミックス)の言語習得というのは、外国人の語学習得とは違って、右上にまっすぐ伸びていくものではないそうです。

上がったり下がったりしながら、(たまにすっかり忘れちゃったり)しながら学んでいくそうなので、「全然だめじゃん」と心配しないでくださいとのことでした。

 

「できるところを見ながら」「日本文化への興味」をひきだしてあげるとまた学習に戻ってきたりするそうです。

 

アニメでも、漫画でも何でもいいそうですが、

 

そう考えると日本にはたくさん子供たちの興味のありそうなものや文化があるのでラッキーですね!!

 

 

さて!!

次のセミナーは

10月1日日曜日

午後7時(日本時間)から

何を使って、どう教えるの?日本語教育」セミナーです。(詳細は←のセミナー名をクリックして10月1日のセミナーでご確認ください。先生方のプロフィールも読めます。)

もちろん、講師の先生方は、

寺小屋@アムステルダム、そして、「おひさま」著者の先生方

山本絵美先生、上野淳子先生、米良好恵先生です!

いまからうきうきしていますよ。

今、私の手元にはセミナーで使う「ワークシート」があります。これから参加者の皆様に送ろうと思っています!!

そうそう、今回のセミナーでは、先生方への個人相談室も承っています。

こちらは、参加料金+1000円で、個人的な悩みなどを先生方とじっくりお話会って解決するものです。

セミナーの中でも、質問タイムは設けていますので、他の皆様とお悩みを共有できる方やしたい方はそちらでご相談く出さって全然かまいません。ただ、、個人的過ぎて誰にも話したくないことなどがありましたら、時間をもうけてありますので、追加料金でこちらも先生にお願いできます。

もうすでに世界各国たくさんの国からの沢山の方から申し込みがあります。まだ、席はございますので、この機会にぜひ先生方のセミナーを受けていただきたいと思っています。

 

お申し込みは、LEARN JAPANのお問い合わせフォームからお願いいたしますね。

それでは、皆さまにまたお会いできることを楽しみにしています。




Learn Japanでは、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアに住む子供たちのためのオンライン日本語継承語個人レッスン又はグループレッスンを承っています。

9月から一緒に遊びながら勉強しませんか?テルテル坊主だけでなく、毎回面白い遊びやお話を通して日本の文化に触れながら日本語を話すことが楽しくなるような授業をします。

体験授業がありますので、いつでもご参加くださいね。

お問い合わせはコンタクトフォームからお願いします。

 

また、

 

Learn Japan では、日本の歴史を日本の教科書に沿っての授業、そして

講師の斎藤武夫先生のアイデア満載感動いっぱいの授業を開いています。

子供たちがただ聞くだけでなく、生徒さん全員の、

参加型授業で、自分がその時の時代にうまれていたら??

という観点から学ぶ歴史教室です。(7月、8月は歴史教室はお休みしますが、9月からまた再開します。)

 

一週間に一度世界中にすんでいる生徒さんと一緒に歴史を学んでみませんか?

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申し込みはこちら。

9月17日「家族で実践ーマルチリンガル子育て入門」セミナーを終えて
ホール・典子
Author

初めまして。ホール典子といいます。
日本語教師をしながら、日本語や日本の文化や歴史を届けるオンライン教室Learn Japanを開き、
ウェブ運営とセミナー開催のオーガナイザーをしています。
海外育児、田舎生活、日本語教育の悩みなど自分が悩んできた経験から、従来の「国語」の勉強ではなく生活に密着したトピックを取り上げて日本文化を楽しく気軽に学べるような場所がLearn Japanです。 どうぞよろしくおねがいいたします。

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