今日は、子育て和ごころ塾への思いや歴史について、人はなぜ生まれてくるのか?などを 段落に分けて書きたいと思います。
1.歴史とは?
歴史というと、「ただの知識じゃないの?」とか、「年号を覚えるもの」と思って、苦手意識が強い人もいると思います。
でも、歴史って、「知識」じゃないのです。「人生」だと、私は思うのです。
「人生のつながりを意識して、そこから先人の思いや、知恵を学ぶこと」
それが、「歴史を学ぶこと」だと思うのです。
2.人生のつながり?
じゃあ、人生のつながりって何?と思いますね。
人生のつながり、、
例えば、私の前には、私の父母がいて、私の父母にはそれぞれ父母がいて、(私の祖父母たち)、そしてその前には、、ってどんどんご先祖様をたどることになりますが、このつながりはみんな意識しなくても、
「当たり前じゃない」と思うくらいのきもちでいると思います。
でも、その中の一人がたった一人でもかけていたとしたら。。。?
今の私は消滅してしまい、生まれていないのです。
これに私が気が付いた時には、
「今の自分が生きていること、生まれてきたことは奇跡じゃないの?」
と、感動したんです。(Learn Japanで歴史教室を開いていた時に、斎藤武夫先生から教えていただきました。)
そして、私の丹田、おへその下あたりから、根っこが生えてきたような感覚でご先祖様と繋がった気がしたのです。
ご先祖様だけでなく、ご先祖様と一緒に生きてきた人たちの思いや夢、志、知恵、生き様が私のものになったような、、そんな気持ちでした。
そして、今の私は、先人たちのの思いや夢も引き継いでいるのだなっと。
ものすごーーーく温かいものを感じ
感謝の気持ちで溢れました。
そして、私もつなげたい!と思うようになったのです。
ご先祖様から引き継がせていただいた命だけでなく、先人たちの思いや、夢、志、をパスしていきていくこと。
これが、人生のつながり、、ということだと思います。
3.人はなぜ生まれてくるのか?
誰もが、一度は考えることかなーと思います。
私も、ずっと考えてきました。
「なんで生まれてきたんだろう。。」
「生まれてきたのは何をするためだろう。。」って
でも、私は、「人生のつながり」に気がつき、意識してから、わかりました。
人が生まれてくる理由は、
ご先祖様からつなげてもらった命、または昔の人の思いや知恵などをしっかりと受け取ってから
ラグビーのボールを後ろに投げるように、次の世代の人たちに継承すること
だと思います。
4.生きる力
よく、「夢を叶える」って言いますよね。
でも、「夢」って、自分一人の夢ならいくら叶ったとしても、自分が死んだらそれで終わり。。ですね。
だけど、「夢」が自分一人ではなく、たくさんの人の夢になったとしたら??
「自分自身の夢」が、みんなの夢になると、
一生懸命努力して自分の代でできなかったことは、引き継いでもらえばいつか叶うんです。
そう思うことで、今あなたがしていることは何一つ無意味じゃないことがわかるはずです。
あなたの存在は無意味じゃないことがわかるはずです。
そう思うと、生きる力がみなぎってきます。
「自分の夢はみんなの夢になれば無限大に広がること。だから、今していることは何一つ無駄じゃないということを知ること。」
これが生きる力なんです。
そして、、
これこそ、、歴史を学ぶ醍醐味であり、重要だと私が思うことなんです。
5.日本の歴史を学ぶことの大切さ
日本人は、伝統や文化などの目に見えるものだけではなく、目に見えない、夢や思いなども継承することが
大得意な民族だと思います。
私は、これこそが、日本という国の特徴で、
日本人が一番誇りに思っていいところだと思うんです。
歴史を学ぶことの重要性ですが、例えば、イギリス、
全寮制のエリートスクールがありますが、今ではわかりませんが、
「古典学」と呼ばれる古代ギリシアやローマに関する学問学んだそうです。
(京都大学大学院文学研究科教授(ローマ史) 南川高志氏「イギリスとローマ帝国))
古代の学問を学ぶことが人格形成に役立つと考えていたからだと思います。
だから、古代ギリシアやローマの歴史で先人たちの知恵を学んでもいいと思います。
ただ、、私たちが今から、「古代ギリシア語やラテン語を勉強してその文献を読む??」
となると、とても大変ですよね。。。
ありがたいことに、日本はご先祖様が頑張ってバトンタッチをしてきてくれたおかげで、
ながーい歴史を持った国です。
だから、日本人で日本語を読む人が人格形成を成し遂げるには、
「日本の歴史を勉強することが一番の近道」ということです。
日本人だったら、日本の歴史を勉強することが大切なのです。
6.海外在住でバイリンガル教育をしている人ほど歴史を勉強してほしい理由
海外に住み、ご自分のお子様に日本語を継承してもらいたい!との思いで
バイリンガル教育をしている方はたくさんいらっしゃると思います。
日本に住んでいる人に、
「なんで、わざわざ外国で日本語を勉強してもらいたいの?」
と聞かれてから、ずっと考えていたのですが、理由は
「日本の心を継承してもらいたいから」
だなーと思いました。
きっと、他の方も色々な理由があるとはおもいますが、心の奥底ではそういったことなのではないでしょうか。
言語は文化でもあります。
でも、言語だけを学んでいたら、ツールにしかなりません。
日本の心を学ぶという第一目標には達せないと思います。
日本の心を継承するには、日本の歴史を学ぶこと。。
そうすることで、日本語という言語が文化になります。
日本語と日本の歴史を学ぶことで、日本の心を継承できるのです。
だから、私が海外で日本語と現地語とのバイリンガル教育もしくは、マルチリンガル教育をしている人にこそ、
歴史を学ぶことの重要性を理解して、言語とともに、日本の歴史も勉強して、
「日本の心を継承する」本当のバイリンガル教育をしてほしいと思うのです。
7.子育て和ごころ塾についての思い
今度、令和元年10月27日(日)から開催する和ごころ塾を開催するにあたって、
最初は、
「海外に住んでいる方に、白駒先生の講座を聞いてもらって少しでも、日本の歴史や偉人について知ってもらいたいなー」
という気持ちだけだったのです。
でも、白駒先生やマネージャーの飯田さんがこうおっしゃってくれました。
「世界中の日本人に和の心をどんどん広めていきましょう!
そして、そのためにはこの和を共有するグループも作ってみんなで交流していきましょう」
私の夢が、私だけの夢ではなくなった瞬間でした!!
塾を作って、みんなで学ぶということは
白駒先生のお話を聞いた人数分の夢や知恵が生まれるということだと思うからです。
それでも、まだまだ、「歴史」という言葉に重く、暗い思いをいただいている方がいることを知り、
今回は項目に分けて、
1.歴史とは?
2.人生のつながり?
3.人はなぜ生まれてくるのか?
4.生きる力
5.日本の歴史を学ぶことの大切さ
6.海外在住でバイリンガル教育をしている人ほど歴史を勉強してほしい理由
書いてみました。
これが、全て私が「子育て和ごころ塾」を開きたい理由です。
私が田舎に住んで小さい子供達を育てていて、なかなか一人で外に出て、行きたかったセミナーに参加できなかったことの経験から、オンラインでどこにいても受講できて、当日参加できない人もフェイスブックコミュニテイーで参加者や先生と交流したり、講座の中で聴けなかった質問をできるようにしました。
ぜひ、たくさんの方に、10月27日からの子育て和ごころ塾に参加していただき
「和の心を広める」
という夢をみんなで実現していきたいなあと思っています。
最後まで、長い文章を読んでいただきまして、どうもありがとうございました。
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