令和2年8月30日(日)に「日本が好きになる!国語授業講座(3回+番外編)を開催いたします
国語教育に関わっている方、または、自分の子供はお家で自分がある程度のことは教えたい!と思っている親御様方、
是非是非、松田先生のこの講座に参加してみてくださいね。
●なぜ、この講座が必要なのか?
そもそも、言葉が話せるのになぜ、国語教育をするのでしょう?
素読がいいと知っている方も、実際にはどのように子供を指導していいかわからない人が多いと思います。また、素読の効用を知ることで、従来の日本語や国語教育の考え方がガラリと変わり、子供たちの血や肉となるような授業を考えるきっかけとなります。そして、子供たちの心に火を灯すのは親や教師の一番大事な役割です。
●うちの子は日本語をあまり話さないんですけど?
「声に出して読みたい日本語」の著者である斎藤孝先生は、このように同書で書いています。
P.202
「朗読することによって、その文章やセリフをつくった人の身体のリズムやテンポを、私たちは自分の身体で味わうことができる。それだけでなく、こうした言葉を口ずさんで伝えてきた人々の身体をも引き継ぐことになる。世代や時代を超えた身体との間の文化の伝承がこうした暗唱、朗読を通しておこなわれる。」
海外に住んでいる私たちが、自分の子供たちに日本語を話してほしいという願いは、 一番はコミュニケーションなのかもしれませんが、二番手に来るのが文化の継承なのではないでしょうか?
日本語をあまり話さないお子様でも、日本語のリズムやテンポを
味わいさせてあげることは小さなことかもしれませんが、 長い目で見たら文化の継承につながってくると思います。
●この講座から得られるもの
やはり、一番は素読の教室を開き、保育園や幼稚園などで 園児への国語(素読)教務や保育士が国語教務を行うための研修を担当していた 素読教育の専門の先生に素読の効用や子供たちへの影響を 理論的に話をしてもらえることです。
本を一人で読むよりも理解度が深まり 素読について、どんな文を読んだらいいのか、どんな風に子供と一緒にやればいいのか? 自分が今やっている方法でいいのか? そんなことを直接先生に聞いてアドバイスを受けられる機会は 貴重だと思います。
また、最初から正しい方法を知っておけば、勉強法を迷わなくて済むし 自分が自分の子供とじっくりと取り組むことができ、時間やお金の短縮になります。
さらに、自分自身が日本語の美しさや、言葉の響きに注意をするようになるということ、 日本語だけではなく、今住んでいる国の言葉の響きにも注意するようになります。 私の場合で言いますと、少し英語が好きになりました!私にとってはこれはとても嬉しい誤算でした。 日本語を深く(少しですが)知ることにより、英語で音読をすることも楽しくなったからです。
●最後に
「素読」について国語教育と結びつけてお話を伺う機会というのは、日本に住んでいてもあまりないと思いますし、 ましてや海外に住んでいたらこのような機会はほとんどないと思います。
「うちの子供は日本語話さないし、あまり関係ないわ。」と思っている人にこそ参加して欲しいです。
「言葉」はリズムと音感が大切だということを知れば、家庭での日本語教育が絶対に違ってくるからです。
それではまた!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
お知らせ!!
斎藤武夫先生の「日本が好きになる!歴史授業講座」「昭和シリーズVo1』も開催いたします。
アイデアいっぱいビーティー理恵先生のオンライン継承語日本語クラスの無料体験クラスが9月8日から始まります。
コメント